鳶色の夕日(ひ)

錆びた針を回して 我楽多を積み上げ
赤茶けた煉瓦で 夕焼けを築き上げ

僕の時計は古く 思い出を刻めない
退廃の城壁 目の前に現れる

無気力な溜息 訳もなくこみ上げ
空っぽの輝きさえ 音もなく吸い寄せる

嗚呼 鳶色の夕日 この空を覆い尽くせ
繋がることを拒んでも 響き合ってる

無気力なこの国 うなだれて佇み
見え隠れする刃を 密やかに忍ばせて

嗚呼 鳶色の夕日 戻れない時を悔やんで
離れていても同じ空で 響き合ってる

 

 

作詩/小平一明 作曲/吉田由奈

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